2022年2月4日
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すべて表示2022年11月1日 乳児期の湿疹から始まり、小児期の喘息やゼロゼロする喘鳴、そして鼻炎に進行していく一連の経過はアトピーマーチと呼ばれています。しかし、湿疹、喘鳴および鼻炎の関係は複雑であり、重なって起こる頻度や機序について論争が続いています。 ここで紹介する論文[1]は、米国胸部学会誌に掲載された最近の論文ですが、従来はアトピーマーチと呼ばれてきたような連鎖は、不確かであり、医師の立場では乳児
2022年5月20日 喘息が重症化すると気管支の中に痰が充満した状態になり、空気の取り込みができなくなることがあります。19世紀、内科学の祖と言われたウィリアム・オスラー卿 (1849-1919年)は、喘息患者ではゼラチンのような痰が出る、と記載しています。しかし、重症の喘息患者でみられる痰づまりの現象については古くから、注目されながらも目立った研究がみられませんでした。2018年に、胸部CTを用
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