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デジタルタブレットを使用してドクター

​主な検査のご案内

6分間歩行試験

患者さんがどのくらいの運動能力があるか、さらに歩行中の呼吸困難の程度、血中の酸素の状態が変化するかを調べる検査です。当院は検査専用のレーンを完備し、ワイヤレスの検査器具を指に取り付けて実施します。

6分間でできるだけ長く歩ける距離、息切れの程度、酸素や脈拍の変化量を調べます。

心臓に持病がある方や運動に制限のある方は個別に相談の上、実施するか判断します。

この検査を定期的に検査することで、歩行距離が経年的にどのように変化するかを追跡します。

距離が短くなってきた場合には全体の治療の見直しをします。

6分間歩行試験

呼吸機能検査・呼吸抵抗試験・吸入負荷試験

呼吸を評価するためにもっとも大事な検査です。

当院では喘息やCOPD、間質性肺炎の患者さん(あるいはこれらが疑われる患者さん)、咳や息切れのある患者さんなどを対象に実施します。

スパイロメトリー検査では肺年齢も測定できます。

検査自体は思いっきり息を吸う・吐くなどの動作が必要で、患者さん自身の体調や頑張り具合にも左右されます。

定期的に検査することで、呼吸の力がどのように変化しているかを追跡し治療の見直しが必要か判断します。

その他に精密検査として肺拡散能試験(主にガス交換の能力をみます)、呼吸抵抗試験(スムーズに呼吸ができているかを評価します)、吸入負荷試験(薬剤(気管支拡張薬)への反応をみます)なども実施します。

呼吸機能検査

呼気一酸化窒素測定

数十秒間、息を吐き出してもらい、その吐いた息に含まれる一酸化窒素(NO)を測定します。

喘息など、好酸球という細胞が関わるような炎症が気道に起こっていると高値になるため、「気道の炎症状態」を評価し、治療方針を決める際の有力な情報となります。

呼気一酸化窒素

簡易睡眠検査(アプノモニター)

寝ている間に起こる呼吸の低下、酸素の値の変化、心拍数の変化を調べる検査です。

検査機器を自宅に持って帰り、寝るときにつけて行う簡易検査です。

当院では検査の正確性を増すために、1回の料金で2晩検査を行います。

検査結果で最重症の無呼吸がある方は次の精密検査を行わずにCPAP治療を開始します。

最重症以外の方は次の精密睡眠検査(ポリソムノグラフィ)に進みます。

簡易睡眠検査

精密睡眠検査(ポリソムノグラフィ)

アプノモニター検査の項目に加え、脳波の測定まで行い、睡眠の深さをあわせて検査します。

これにより睡眠時無呼吸症候群以外の睡眠障害を起こす病気も調べることが出来ます。

検査は1泊入院し、技師が検査状態をモニタリングしながら行います。
連携病院で検査を行うため、料金は施設によって異なりますが、2万5千円~4万円くらいが目安です。

ご希望により連携病院の中から選択できます。

精密睡眠検査

胸部レントゲン撮影

呼吸困難や咳嗽などの症状がある方に対する一番基本的で重要な検査です。

肺だけでなく、心臓の大きさ、冠動脈の石灰化や大血管の状態もみます。

胸部レントゲン

胸部CT検査

胸の断面を撮影する検査で高感度CT撮影を行います。

レントゲン写真より細かい情報が得られるため、より精密な診断を行うことが出来ます。

また肺がん等の早期発見にもつながります。
当院では連携医療機関において高画質の画像を放射線科医、呼吸器内科医の両方の目でチェックします。

COPDなど肺がん合併頻度が高い疾患の患者さんでは、定期的に検査を行い、経過で変化がないかどうかを比較していきます。

胸部CT

心臓超音波検査

血液が心臓を出て全身に至り、毛細血管を経て再び心臓に戻ってくる循環を体循環といいます。

一方、心臓を出て肺を通り心臓に戻る循環を肺循環といいます。

血液の循環を介して、このように肺と心臓は密接な関係にあるため、肺の病気が心臓へ影響を及ぼすことがあります。
さまざまな呼吸器の病気で心臓に変化が現れることが知られています。

当院では心機能のスクリーニング検査として、心臓超音波検査を行います。

これは連携医療機関で実施しています。

心US
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