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木田厚瑞 医師の医療コラム
― 病気に向かい合う晴耕雨読の生活 ―
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2020年5月8日
No.58 新型コロナウィルス感染症―集中治療室からの回復
2020年5月8日 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)で最重症となった患者さんは集中治療室(ICU)で、かなりの期間、人工呼吸器やECMO(膜型人工肺)による治療を受けます。治療が奏功し、ICUから一般病棟へ移ってからも酸素吸入などの治療は必要となります。...
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2020年5月7日
No.57 新型コロナウィルス感染症の臨床症状の問題点
2020年5月7日 発熱や咳がでて症状から新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が強く疑われる場合、地域ごとに保健所などあらかじめ決められた場所でPCR検査を実施し、診断を確定するというのが現在の流れになっています。...
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2020年4月30日
No.56 長引く咳―どのように考えるか?
2020年4月30日 "ここ、2,3カ月間、咳が止まりません、緊張したときや音楽会にはとても困ります、夜、熟睡できません。" 長引く咳で困っている患者さんがたくさんいます。 ここでは長引く咳について分かっていることをご紹介します[1]。...
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2020年4月28日
No.55 高齢者介護施設で多発した新型コロナウィルス感染症
2020年4月28日 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)のハイリスク・グループは、高齢者で複数の合併症を持っている人たちであることは中国からの論文でも早い段階から指摘しています。 ここで紹介する論文は[1]、いま流行の火中にある米国での介護施設で起こった集団発生の...
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2020年4月27日
No.54 軽症、中等症の新型コロナウィルス感染症こそ危険
2020年4月27日 ここで紹介する論文は、持病がある高齢者を例にして、現在までの信頼できるCOVID-19に関する情報を総括しています。引用文献は65編。中にはわが国のクルーズ船での集団感染の論文も引用されており情報を整頓するには便利です。...
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2020年4月22日
No.53 注目される重症喘息と睡眠時無呼吸症候群の併存状態
2020年4月22日 閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)は中年で肥満の男性に頻度が高い病気です。 気管支喘息は、女性に多い病気ですが、最近、OSAと気管支喘息が共存し、互いに深く関係し、悪化させることが注目されています。ここで紹介する論文[1]は、両者の関係を詳しく解説して...
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2020年4月21日
No.52 重症例では感染を起こした新型コロナウィルスはどのように減少していくか
2020年4月21日 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)で重症となり集中治療室(ICU)に搬送されるのは全体の5%程度だと云われています。 治癒した時にはウィルスは身体から消えていき、これと伴に抗体ができ、もう二度と新型コロナウィルス感染症にかかることはないのでは...
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2020年4月20日
No.51 多数の新型コロナウィルス感染症を診た医師たちの報告
2020年4月20日 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は、PCR検査で初めて診断が確定します。しかし、パンデミックに近い混乱の中では、確認の作業には時間がかかります。限られた数の検査しかできない状況では、必要な早期の治療開始が遅れてしまう危険性があります。また、...
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2020年4月14日
No.50 新型コロナウィルス感染症で期待される薬、レムデシビル
2020年4月14日 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)が世界中に猛威をふるっています。患者総数は180万人、死亡者の総数は11万人、回復者は43万人と報じられています(2020年4月13日現在)。 治療薬の候補がいくつか挙げられていますが、中でも期待されているの...
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2020年4月13日
No.49 マスクは新型コロナウィルス感染の予防となるか
2020年4月13日 緊急事態宣言が発出され、都内では街を行き交う人たちや地下鉄の乗客が急減しましたが9割に近い人はマスクをかけています。私が診ている患者さんでは喘息やCOPD (慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)が多いので、マスクをしていても咳をすると露骨に嫌がられ...
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