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木田厚瑞 医師の医療コラム
― 病気に向かい合う晴耕雨読の生活 ―
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2019年12月28日
No.27 喘息死の問題
2019年12月28日 喘息患者は全世界で約3億人と推定されています。 年々増え続けており2025年ごろには約4億人に達すると予測されています。 毎年、約25万人が喘息で死亡しています。 わが国では喘息の患者さんは、小児を含めて約800万人と推定されており、そのうち5-10...
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2019年12月26日
No.26 軽症喘息の薬物治療の難しさ
2019年12月26日 "アレルギーを特徴とする喘息では、好酸球が軌道の壁に広く存在し、これこそが病変を作りだしており、そのための有効な治療は吸入ステロイド薬(ICS)を使うことである" ICS治療は医療者の常識に近い情報となっています。...
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2019年12月24日
No.25 タバコが皮膚の老化に与える影響
2019年12月24日 多くのCOPD(慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)の患者さんの顔を見ているうちに、顔の肌つやに差があることに気づきました。 特に重喫煙者の顔は赤みが少なく、くすんだように見えることがあります。...
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2019年12月19日
No.24 COPDの発症は胎児のころから始まる
2019年12月19日 COPD(慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)は、タバコ病とも呼ばれてきました。しかし、研究が進んできた現在、この呼び方は正しくありません。 タバコを吸う人の中でCOPDになる人は20%以下と言われています。...
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2019年12月16日
No.23 2030年を目標としたWHOのリハビリ推進
2019年12月16日 Lancetは、英国から発行されているトップクラスの臨床医学雑誌です。WHO (世界保健機関)と協力関係を結んでいることもあり、WHO関連のニュースがしばしば掲載されます。 2030年を目標として各国がリハビリテーションの推進を行うよう提言しています...
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2019年12月9日
No.22 幼児期の喘息は大人の喘息の原因となるか
2019年12月9日 "子供のころに喘息はありましたか?" 喘息が疑われる患者さんには必ず尋ねる質問です。 子供のころに起こった喘息が成人してからも続いているかどうかについての代表的な疫学研究は、アリゾナ大学のグループによるトゥーソン市で実施された小児呼吸器疾患研究が有名で...
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2019年12月2日
No.21 在宅でNPPV療法を開始する
2019年12月2日 COPD (慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)が重症になると血液中の酸素不足だけではなく(低酸素血症)、二酸化炭素が上昇してくるようになります(高二酸化炭素血症)。 これが長く続くと頭痛や倦怠感、不眠などの症状が加わり、息切れだけでも苦ししんでい...
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2019年11月25日
No.20 どのような症状があればCOPDを疑うか
2019年11月25日 COPD (慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)は40歳以上では約10%に見られるというほどありふれた病気です。しかし、早期に気づく人は少なく、病気がかなり進行して初めて受診する人が大多数です。...
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2019年11月18日
No.19 閉塞性睡眠時無呼吸症候群はどう変わってきたか
2019年11月18日 WHO(世界保健機関)の推計では、閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の患者数は全世界で1億人に達すると報告されました(2009年)。 この推定数は、過剰ではないかと思われますが、米国では2015年度にOSAの医療費の総額は、124億米ドル(日本円 約...
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2019年11月13日
No.18 在宅人工呼吸療法を用いたCOPDの治療
2019年11月13日 COPD (慢性閉塞性肺疾患;肺気腫、慢性気管支炎)が進行してくると、病気は安定していますが動脈を流れる血液の中が酸素不足の状態に加え、二酸化炭素が過剰の状態になることがあります。酸素だけが不足した状態がI型慢性呼吸不全と呼ばれているのに対し、後者は...
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