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木田厚瑞 医師の医療コラム
― 病気に向かい合う晴耕雨読の生活 ―
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2022年2月24日
No.238 重症の新型コロナ感染症:どのように経過するか?
2022年2月24日 新型コロナウィルス感染症(Covid-19)は、第5波と第6波を比較すると圧倒的に高齢者層に増加しています。東京都の年代別入院患者の比較では第5波(2021年9月1日時点)では60歳以上は、28.6%でしたが、第6波(2022年2月16日時点)では69...
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2022年2月12日
No.237 新型コロナ飲み薬の臨床治験成績
2022年2月12日 厚生労働省は2月10日、米ファイザー社が開発した新型コロナウィルスの経口薬パキロビッドパック(一般名 ニルマトレルビル/リトナビル)について国内での製造販売を特例承認したと報道されました(朝日新聞、読売新聞、令和4年2月11日)。2月14日から使用が可...
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2022年2月12日
No.236 小児の新型コロナウィルス感染症の重症化とはなにか?
2022年2月12日 オミクロン株に置き換わって以来、若い年齢層の感染者が急増しています。 厚労省の発表(2022年1月20日現在)では、20歳代が全体の31.7%、10歳以下は24.5%と若年層で急増しています。感染者の全体数が増え、加えて高齢者や糖尿病やCOPDなど合併...
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2022年2月4日
No.235 気管支喘息と関係する鼻の病気
2022年2月4日 鼻が詰まって苦しく喘息も悪化してきたという患者さんをしばしば診ます。特に花粉症の季節になると鼻症状の悪化に伴い喘息が悪化してくる人が多いようです。 鼻―咽頭・喉頭―気管―気管支はいわば連続のチューブですから相互に関係しているらしいことは容易に理解できます...
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2022年1月25日
No.234 睡眠時無呼吸症候群と心房細動の関係
2022年1月25日 心房細動(AF)は、最も一般的に治療される不整脈として知られています。 AFの合併症は、血栓塞栓症(脳卒中を含む)のリスクと心不全です。 心房細動の有病率は年齢とともに増加し、60歳以上の人口の4%以上に影響を与えると推定されています。...
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2022年1月17日
No.233 睡眠時無呼吸症候群に関する話題
2022年1月17日 医療に関する新しい情報は日進月歩ですが、睡眠時無呼吸症候群に関する研究にも急速な進歩があります。米国肺学会は、呼吸器系の研究、啓蒙で世界をリードしていますが、毎年、進歩の跡を要約して知らせています。2019年にAmerican Journal of...
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2022年1月17日
No.232 呼吸リハビリテーションを開始すべき時期とは
2022年1月17日 COPDは、現在、世界の死因の第3位です。病気が進行していけば、健康状態が次第に低下し、健康寿命が短くなること、日常活動が次第に低下していくことで、医療費が増大するだけではなく、家族、および社会の負担が多くなることが問題となっています。...
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2022年1月15日
No.231 喫煙による肺傷害は回復するか?
2022年1月15日 COPDは、喫煙が原因で起こる呼吸障害ですが、実際は喫煙者の15~25%が傷害を起こすといわれ、他方で非喫煙者でも10%近くがCOPDを起こすことが知られています。 喫煙で生じた肺機能傷害をすでに起こしているCOPDが、この先、どの程度、回復していく可...
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2022年1月13日
No.230 新型コロナウイルス感染症の後遺症とは何か
2022年1月13日 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)による感染症がCovid-19です。Covid-19は、わが国では2022年に入って第6波の可能性が極めて高くなりつつあります。感染者の総数は約174万人、死者は、1万8,000人あまりに達しており(2022年...
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2022年1月13日
No.229 気候変動の中で自分の健康を守る
2022年1月13日 温室効果ガス排出量を2050年に実質ゼロにする目標が掲げられ、再生可能エネルギーを主軸にした「脱炭素社会」への移行が世界的規模で進められています。 気候変動は、平常の天候が、強い気温、雨量の変動が、ある地域にある時期から起こりやすくなった状態を指してい...
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