3月4日【J-Breath掲載記事】第18回(最終回) COPDとうまく付き合うこの記事は 2022年2月22日(水)J-BREATH(特定非営利活動法人 日本呼吸器障害者情報センター)の会報(機関紙)に掲載されたものです。 J-BREATH ホームページ https://www.j-breath.jp/ ※転載禁止
3月3日No.241 在宅酸素療法に必要な情報とは何か2022年3月3日 米国で1960年代に開始された酸素療法は、わが国では86年に健康保険の適用となり、現在に至っています。 米国では、居宅酸素療法(domiciliary oxygen therapy)あるいは長期酸素療法(long-term oxygen therapy:...
3月1日No.240 新型コロナウィルス感染症の迅速診断薬の問題点は?2022年3月1日 新型コロナウィルス感染症(Covid-19)は新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の感染により発症する急性感染症です。 できるだけ早く診断し、特に高齢者や、免疫低下を起こしている人では可能な治療を始めること。同時に感染がそれ以上、拡散していかないよ...
2月26日No.239 小児の新型コロナウィルス感染症が軽症でおわる理由2022年2月26日 新型コロナウィルス感染症(Covid-19)はSARS-CoV-2と呼ばれるウィルスによる急性呼吸器感染症です。 Covid-19の重症化には明確な年齢差があります。パンデミックの期間中、米国では約22万5千人の成人が死亡したのに対し、18歳未満は18...
2月24日No.238 重症の新型コロナ感染症:どのように経過するか?2022年2月24日 新型コロナウィルス感染症(Covid-19)は、第5波と第6波を比較すると圧倒的に高齢者層に増加しています。東京都の年代別入院患者の比較では第5波(2021年9月1日時点)では60歳以上は、28.6%でしたが、第6波(2022年2月16日時点)では69...
2月12日No.237 新型コロナ飲み薬の臨床治験成績2022年2月12日 厚生労働省は2月10日、米ファイザー社が開発した新型コロナウィルスの経口薬パキロビッドパック(一般名 ニルマトレルビル/リトナビル)について国内での製造販売を特例承認したと報道されました(朝日新聞、読売新聞、令和4年2月11日)。2月14日から使用が可...
2月12日No.236 小児の新型コロナウィルス感染症の重症化とはなにか?2022年2月12日 オミクロン株に置き換わって以来、若い年齢層の感染者が急増しています。 厚労省の発表(2022年1月20日現在)では、20歳代が全体の31.7%、10歳以下は24.5%と若年層で急増しています。感染者の全体数が増え、加えて高齢者や糖尿病やCOPDなど合併...
2月10日【J-Breath掲載記事】第17回 与えられた時代の医療を担うこの記事は 2021年12月24日(金)J-BREATH(特定非営利活動法人 日本呼吸器障害者情報センター)の会報(機関紙)に掲載されたものです。 J-BREATH ホームページ https://www.j-breath.jp/ ※転載禁止
2月10日【J-Breath掲載記事】第16回 複数の慢性疾患が共存する難しさこの記事は 2021年10月29日(金)J-BREATH(特定非営利活動法人 日本呼吸器障害者情報センター)の会報(機関紙)に掲載されたものです。 J-BREATH ホームページ https://www.j-breath.jp/ ※転載禁止
2月4日No.235 気管支喘息と関係する鼻の病気2022年2月4日 鼻が詰まって苦しく喘息も悪化してきたという患者さんをしばしば診ます。特に花粉症の季節になると鼻症状の悪化に伴い喘息が悪化してくる人が多いようです。 鼻―咽頭・喉頭―気管―気管支はいわば連続のチューブですから相互に関係しているらしいことは容易に理解できます...